御朱印・西国三十三所の醍醐寺

今年中にシリーズを完結させますw
抹茶スイーツ・宇治茶専門店【伊藤久右衛門】

12/24、京都に御朱印巡りに行ってきた分です
西国三十三所の宇治方面です
訪れたのは、三室戸寺、萬福寺(こちらは西国三十三所ではありませんが)、醍醐寺です
今回は萬福寺~醍醐寺編です

12:15に萬福寺を出発し、調べたルートに沿って歩いて行きます
昼食を萬福寺辺りで食べたかったのですが、高くて…流石に良いかなと(^^;)
30分程歩くと、マクドナルドがあり、好きなグラコロを食べる事にしました
好きでしたが、粗食に目覚めた事もあり、味が濃くて…確かに美味しいけどキツくなりました…
最初に見た頃よりも小振りになりましたし…
良い時を知っていると悪くなった時に落ち込みをより感じます…

宇治市内で、茶畑がありました

静岡茶、狭山茶(埼玉県東部・東京都西多摩地域辺り)と並び、宇治茶は日本三大茶の1つです

13:50に醍醐寺に着きました
こちらが総門です

進んで行くと左手に、拝観券を購入を出来る所があります
拝観料は大人800円ですが、3エリア回れるし各所見応えもあります
御朱印を頂けるのは奥の伽藍エリアなので、そちらにまず行きます
左手に唐門があります

紋的に豊臣家に関係のあるお寺なのだなと思っていると、解説に「秀吉が醍醐の花見を催した」と紹介されていました

仁王門をくぐります

こちらは国宝でもある、本堂の金堂です

本尊は薬師如来坐像で、両脇に日光・月光菩薩立像があり、いずれも重要文化財です
病気を癒し、苦しみを除く仏様です

こちらも国宝の五重塔です

天歴5(951)年に完成した、京都府下最古の木造建築物です

こちらは役行者(えんのぎょうじゃ)像です

修験道の開祖です
私が登山を始めた頃、よく金剛山地に行っていて、その時に初めて名前を知った方です
こちらのお寺は役行者霊蹟札所会の1つです
また西国三十三所が落ち着けば、こちらも集めるかもしれません

更に奥に行けば、弁天堂があります

この横のお休み処・寿庵のメニューに湯葉カレーがありました
気になりますね…
お昼を食べそびれた方は、是非食べて感想を教えて下さいw

本来西国三十三所のお堂の上醍醐は、2008年8月の落雷による火災で焼失しているので、観音堂にて頂けます

こちらで丁度お坊さんが読経をしていましたが、良いお声でした(御朱印を書いて下さった方と話しているのを少し聞いたのですが、たまたま来られていた方の様です)

最近、法要やお葬式にて読経を聞く機会が多いのですが、だんだん自分の好みが解ってきますw
以前、曹洞宗の法要に行く機会があったのですが、皆でお坊さんに合わせてお経を読みました
それまでお坊さんが読経しているのを「聞く」という感じでしたが、
「私も一緒にしている」という感じが良くて、良いなぁと思いました
(うちの実家は浄土真宗なので、堅苦し過ぎないので、そこはそこで好きです)

こちらを登れば上醍醐の方へ行けます

登山趣味と言いつつ、今回は御朱印が目的で、また夕方から雨予報だったので登っていません
別途料金もかかりますし、御朱印集めをしてからの出費も結構凄いですしね…(^^;)

三宝院エリアに行きます

靴を脱いで上がるので、冬は板張りの廊下は足が少し冷えます
美しい襖絵が楽しめます
一番の見所は、やはりこちらの庭園です

醍醐の花見の際に、秀吉が自らが基本設計をしたもので、国の特別史跡・特別名勝に指定されています

まったりしていると、ふと水面に動きがありました

カワセミです

美しい色です

魚も無事に捕獲出来ました、良かったね

霊宝館エリアでは、通常期は仏像棟に入れます
立派な仏像がたくさんいましたが、私が興味を持ったのは、「田植え地蔵」
私はまんが日本昔ばなしを愛読していたのですが、その中に田植え地蔵の話があり、
久しぶりに思い出して浸っていました
そのお話です
『田吾作という百姓が居て、息子が足を怪我をして動けず、2人でやっていた田植えの代かき(田圃に水を張った後に土を細かく砕き掻き混ぜ、田圃の表面を平らにする作業)が出来ませんでした
そこに不思議な小僧さんが現れ手伝ってくれ、更に田植えまで手伝ってくれます
やがて夕方になり鐘が鳴ると、小僧さんは「大変だ」と駆け出します
しかしあぜ道で転び、慌てて田吾作が駆け寄ると、小僧さんはお地蔵さんになっていた』という内容です

先程紹介した曹洞宗の法要で聞いた話ですが、お地蔵さまは閻魔様で、
何故閻魔様が生前の行いを知っているかというと、
お地蔵さまは各地にいらっしゃいますよね?
常に我々の行いを見て、それで判断されている…との事でした
また地獄絵図の端に仏様が描かれているものもありますが、それも間違った人が送られていないか、ちゃんと罰を受けているかの確認の巡回…という意味もあるそうです
きっとお地蔵様が田吾作の普段の行いを見ていて、困った時に手を貸した…というお話ですが、
こういう「見られている」という感じは、大事だなと思います

この日の最後のウォーキングはJR六地蔵駅まで
醍醐寺からは40分程で着きます

帰り道で雨はパラつきましたが、お寺に居る間に雨に遭わずに済んで良かったです

年末は休みが長く、年始の神社仏閣は混みますし、喪にふけて寝正月予定なので、年末にお参り出来るだけ回ってきました
また来年ブログにて紹介させて頂きます

今年も東海道五十三次を始め、
登山でも過去の自分以上に登る事が出来たり、
サイクリング大会や御朱印等で自分の興味の幅が広がったり、
充実した一年になりました
ブログを始めて約半年、まだまだ拙い所もありますが、いつもお読み頂きありがとうございます
来年は、更に人に興味を持って頂ける様、精進していきます
それでは良いお年を


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