熊野三山バスツアー体験記~その5・ホテル浦島に泊まってみました~

前回に続き、熊野三山バスツアー編です
今回は5回目、今回は宿泊先のホテル浦島です
関西の方は、恐らく一度は耳にした事があるだろう有名なホテルではないでしょうか
ホテル浦島HP
と言いつつ、私は今回泊まるのが初めてです
一体どんな場所で、どんな料理で、どんな楽しみ方が出来るホテルなのかー…
紹介していきます!

私の知っている知識としては、那智勝浦にある大きな洞窟風呂ー…
バスの添乗員さんの、「カメの船に乗って行きます」という説明があり、
渡船して行く非日常感が楽しめ、亀に乗って行くで『浦島』か!と補足情報が入ります
船着き場に着くと、こんな船もあります

もしかしたらこちらもホテル浦島と行き来する船かもしれませんね
この近くの太地町は捕鯨で有名な場所なので、それでクジラを模したデザインかも…と思って、停泊していた普通の小型船に乗り込みます
最後の方に乗り込んだので船内に座るスペースが無く、外で写真を撮る事にしました
いよいよ出発します

出発すぐは、エンジンの関係で臭かったですが、走りだすとそうでもありません

みるみる陸地が遠ざかります
途中でーすれ違った船が…

あれか!
カメにも乗りたかったですが、水上を走るカメを激写出来たのも嬉しかったですw
5分程の船旅を楽しんで、ホテルの船着き場に到着します

ホテルの方々が出迎えて下さり、玄関へと誘導されます
玄関前に記念撮影スポットがあります

私の家の家族旅行では、泊まったホテルや旅館の前で記念写真を撮りますが、
先程の写真を見ても分かる様に、大きい…
こういう写真コーナーがあるのは有難いですね

入ってすぐのメインフロントで、地図が配られました
でかいww

私達一行が泊まるのは、左上の日昇館でした
取り敢えず、ホテルの方の注意としては、「泉質的に貴金属は付けたまま入らないで下さい」という事と、床に行き先別に色分けされたテープが貼ってあるのでそれを辿って行って下さいという事でした
一行でぞろぞろと日昇館に向かいます
途中でカラオケ部屋や小店等がありました
各棟ごとにフロントがある様で、日昇館のフロント前でもう一度集合し、
夕飯の時間の確認と、
翌朝の鍵の返却はこの日昇館のロビーで!という事で解散になります
まずは部屋に向かって荷物を置き、温泉も数か所あるので回る順番を決める事にします
因みに私はツアーで相部屋を頼んでいたので、部屋で同室の方と挨拶をしました
相部屋だと5000安くなるし、同性の相部屋希望の方がいないと、1人になりますしね
一緒になった方は、母親世代の年代で、「話すのが面倒だったら全然話さなくてOKよ」という放任させてくれそうな人でした(^^)

私は2か所電話しなければいけない所があったので、それを終えてから夕飯までの40分で、同館の磯の湯に入る事にしました
お風呂は全て温泉で、硫黄が含まれています
温泉の効能としては、慢性関節・筋肉リュウマチ、神経痛、筋肉痛、神経炎、慢性婦人病、糖尿病、創傷、虚弱児童、胃腸疾患、冷え性等があります
大きな施設ですし、渡船という事で外界と隔離されてる感もありますし、湯治に持ってこいな場所ですね
個人的には温度はそこまで高く無いので、いつまでも入っていられそう…というのも良かったです
磯の湯は「磯に打ち寄せる波の音を聞きながらゆっくりとお入りいただける温泉」という説明を後で知りましたが、特に音はしなかったかな(^^;)
けれども入った後の肌が湯を弾いている感じを見て、肌が元気になった感があります☆

私は結構「ドピッタリ」な温泉だと内湯でも大好きなのですが、ここの温泉は「面白み」が欲しくなりました
という事で、隣の玄武洞に向かいます
こちらが入り口です

各温泉の入り口前に、こちらの様にスタンプがあります
最初に渡された地図の裏面がスタンプシートになっていて、4枠の内3箇所以上で粗品を頂けます
お風呂内ではカメラは無理ですので、道中でこんな雰囲気だよ~というのを何とか撮ってみました

有名な忘帰洞と同じ洞窟温泉です
どちらかというとHPで見て頂いた方が早いと思いますが←、
洞窟の奥側から口までの縦長の温泉になっています
口側のすぐ近くでは波の音が聞こえ、のんびりできます
海も見る事が出来ますが、ちょっと立たないと…という感じです
(男女で分かれていて、ギャラリーを見た感じ、男湯は海のすぐ近くまでお風呂があったのでそちらなら湯に浸かりながら海も見れそうです)
ホテルや旅館によって、男湯と女湯で違いがあるのは経験的にご存知の方も多いと思います
ただ左右対称ならば問題ないですが、やれ片方は大きい、片方にはもう1箇所お風呂がある等、家族旅行のお風呂の感想を言い合っているとよくありました(^^;)
小学生低学年の頃は食前は女湯、食後は父と男湯とか入ったりして違いを堪能していましたw

お風呂を上がると良い時間になりましたし、部屋に戻るのが面倒なので、そのままレストランに向かう事にします
バイキングです☆
人が並んでいましたが、順序良く係の方が順序良く案内してくれました
案内中、同室の方が手を招いて下さり、ご一緒させて頂きます
基本的にバイキングの定番ー…というメニューが並んでいます

やはりここは新鮮な刺身や寿司を多めにいってしまいます
おつゆは精進汁、肉も魚っ気もありませんが、こういう方が落ち着くので嬉しいです
普通のご飯や味噌汁も勿論あります
デザートもみかんを取ってきていますが、おかわりをして、後でぜんざいや白玉あんこと最中等を取ってきています
フルーツやアイスやミニケーキとかもあったかな…
生しらすは美味しかったですが、個人的に釜揚げてある方が好きだと、東海道旅行で生しらすを食べて思いました
(因みに現地の人も言っていたけれど、桜エビは生よりかき揚の方が美味しい!)
マグロの解体ショーがあったのですが、人の動く気配がして混んでいそうだったし、見に行きませんでした(><)
個人的に美味しかったのは刺身と梅鳥の唐揚げでした
棟によって晩ご飯が違っているかもしれませんが、日昇館のバイキングはそんな感じでした

一度部屋に戻って、同室の方と忘帰洞までご一緒する事にします
途中で湯上りの添乗員さんとすれ違い、向こうが気付いてご挨拶してくれました
(私は人の顔と名前が本当に全く覚えられない人です…)
忘帰洞前です

忘帰洞由来
「ホテル浦島が立っている土地は海底が隆起してできた岬です。於泥岩層の破砕帯が熊野灘の荒い風波に浸食された間口25メートル・奥行50メートル・高さ15メートルの天然洞窟です。
その洞窟の中に自然に温泉が湧出して熱い湯溜りとなり古くから沐浴に賞用されていたようです。
「熊野詣」の華やかだった平安末期には、熊野三山に参詣した貴族がこの温泉で旅の疲れを癒したと伝えられ南北朝の頃には北朝方の将石堂義慶が軍船を率いて、立籠もったことから、将石洞とも呼ばれていました。
忘帰洞の名は、当初で旅館営業が始められた大正末期、紀州藩の徳川頼綸公が来遊されて『帰るのを忘れさせるほど心地よい』と誉めて名付けられたのものです。」
こちらも玄武洞と同じ洞窟温泉です
自然に温泉が湧いて出来たって、本当に凄い奇跡ですよね
湯船が5箇所あり、海沿いに2つあったので波音を聞いていたのですがー…
もう夜で暗くて沖が見えなくて、ここも腰を上げないと波が見えなくて、目をつむって音を聞いているとだんだん波がそこまで迫っている気がして怖くなってきましたw
明るい内に入った方が良いかもですね!w
洞窟奥側の方が温度が少し高くなるし、そっちに好んで居ていましたw
で、今度はだんだん洞窟が怖くなってきました(^^;)
忘帰洞でさっさと部屋に帰りたくなる人もそうそう居ないと思いますが、5つの湯船を2回ずつ入って出て来ました
ちゃんと堪能はしてますよ!w
朝入りに行こうかなとは思いましたが、まぁ良いかなと結局寝てました
多分朝入ると朝陽がまた良くて、それこそ帰りたくなくなったら困りますしね!
因みにこの洞窟温泉、テレビでやっているのを見ましたが、海外の観光客からも大人気らしいですね
白浜にある三段壁のエレベーターを降りる洞窟も人気だそうですが、何回も行ってるのに入った事無いわ…

帰りに道中にある滝の湯に寄りました
天然の岩肌を流れ落ちる滝の音を聞きながら湯船に浸かるというコンセプトの温泉で、
個人的にここが一番音がチョロチョロしてたし温度も良くて好きでしたw
もう一か所のハマユウの湯も滝の湯との男女入替制なので翌朝に入れますが、ギリギリまで寝ていました←
何もコメントが出来ませんが、あくまで体験以上の事は書けないので…w

忘帰洞から本館ロビーに向かう所でお食事処(飲み屋的なのとラーメン屋さんがあった気がします)もありますし、土産物コーナーもありますが…
フロント前にはローソンがありますw
Pontaポイントを付けながらお土産を購入出来るので、私もこちらで購入しました
ローソンの奥には山上館があり、こちらは山上館限定の温泉があったりと、少し特別感がある様です
えぇ、日昇館の山側でも、寝たら同じですー…
基本一人旅で部屋からの景色は求めないので、安い方が安心しますが、値段が高いお部屋はきっとそれなりなスペシャリティがあるんだろうと思いつつ、毎回安い場所を選びます(^^;)
昔家族旅行でワンランク上のお宿に泊まった時に「これから心中ちゃうか…」とお姉ちゃんがポツリと言ったのが効いているのか、低収入で交通費に持って行かれるから宿には金かけないからか、無頓着なのかw
兄の結婚式で良いホテルの良さげな部屋を取って貰えましたが、『部屋で寝るだけなのに、何で二部屋繋がってるんだ…』とか思う人なので、多分そういうのに感動しないのかもですね
畳の香りのする和室は大好きですが、和室は大人数向きですから、長らく泊まってないなぁ…
ご飯が美味しい方が最終的に好印象←
きっと彼氏と旅行に行けばロマンを求めるかもしれませんが、全くそんな状況にならないので、しばらくはリーズナブルなお部屋をこのまま好んでいると思います

部屋に戻ると同室の方とそのままお喋りして、適当に寝ました
朝、レストランに下りるまでに見た窓からの景色

今日は良いお天気になりそうです
晴れの日に縁が少ないとはいえ、晴れると調べて解っていれば朝風呂も率先して入ったものを…

朝食もバイキングで、同じツアーの人が手招きしてくれたのでご一緒しました

左は和歌山名物の茶粥です
バイキングでも、こうしてご当地物があると嬉しくなりますよね
ご当地グルメも旅行の醍醐味です☆
昨晩(おかわりして写真より更に)たくさん食べていたので、少量にー…してますよ、個人的に!w
(因みに家での毎朝の食卓は、ご飯・味噌汁・納豆ですので、普段よりは食べています)

食後は少し外に出て、海風に当たります

朝風呂も贅沢ですが、朝からこうした景色を堪能できるのも最高に贅沢だと思います

チェックアウト時、スタンプシートを提出します

粗品の忘帰洞の入浴剤を頂きました(^^)
お家で温泉~♪

因みに、ホテル玄関には神社があります

御朱印…あるんでしょうかw

と、体験した数々を私情満載で書いてきましたが、
山上館に行く全長154mのスペースウォーカー(約6分のエスカレーター?)や狼煙山遊園の遊歩道や稲荷神社等、見所がたくさんあります
夏季にはドームプールもあります
外界を忘れて温泉でまったり過ごしたい方には大変良い場所です☆

帰りの船は念願のカメに乗れました

ホテル浦島はやはりその名の通り、所々で浦島太郎に関係するカメをモチーフにしている様で、
こちらの船や木彫りの亀も見ました
もっとカメ要素増やして欲しいです!w
さて、クイズです
こちらのカメは一体何処で見つけたでしょうか?

是非一度泊まって、洞窟温泉や新鮮なお魚を堪能して、ホテル内を探索して見つけてみて下さい(^^)

次回は熊野速玉大社編です

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