東海道五十三次・18日目~泊駅・石薬師・庄野・亀山~②

庄野の本陣跡を後にして、東海道を進みます
高架下をくぐった所で、国道1号線の410キロポスト標を見つけました

仕事柄、道路の図面を確認する事があるのですが、だいたい0.1キロポストが100mなのですが、そうでない区間もあります
東側は割とそういう事が少ないそうなので(マネー事情と聞いた事はあります…)、まぁざっと410km程歩いてきたのでしょう…

日本橋より百三里目の中富田の一里塚跡です

安楽川は平水時は土橋、出水時は徒歩渡しだったそうですが、今は大きく迂回して和泉橋を渡るルートになっています

広々した感じが好きです

道なりに歩くと亀山市に入ります
更に歩くと歩道橋を渡るのですが、そこに可愛い絵が

亀山といえば、亀山ローソク
昔、家族旅行で三重・愛知を訪れた時に来ました
今回も行こうかと思ったのですが、お店の入り口がパッと見分からなかったので断念しました…
仏壇以外でロウソクを使う機会があったかなぁと思い出していると、夏至の日にキャンドルナイト(照明を消して、ロウソクを灯して過ごそうというスローライフ)をしている友達もいました
キャンドル職人の同級生もそういえば一人いるので、割と20代でも使っていますね!

当時私もプチロウソクを買っていて、友達へのお土産に配ったり、誕生日に灯したりして特別感を味わった記憶があります

時刻も13時を回っているのでおなかが空きます
シャングリさんという祠の近くに、千元さんというお店があり、手頃そうだっだので入る事にしました
目印のシャングリさんが何処なのかよく分からなかったので、お店の人に尋ねよう!
昼御膳セットは、なんとこんなにあって850円です

エビフライ、刺身、煮物に豆、ご飯味噌汁、スイカまで!
普段エビフライをあまり食べないのですが、大変美味しかったです
まず、大きいし、エビも新鮮でプリプリ、衣のサクサク、レモンのさっぱり感でくどさも無く、エビフライの概念が覆りましたね
お刺身も、特にタコが美味しかった!
ご飯もふっくらしていて、水分も多めの私好み(ここの白米は道中で一番美味しかった!)
火曜日はレディースデイだそうで、食後にコーヒーとデザートのプチティラミスまで付いてきました
…良いのか、850円で良いのか?

お店の人にシャングリさんの場所を尋ねると、東海道沿いのグレーの車庫の横にあるとの事でした
小さな祠だけど、100年以上、毎年10月1日にお祭りをしているそうです
若いスタッフの方は馴染みが無い様でしたが(知っているスタッフを呼んでくれました)、教えてくれた人も「シャングリさんを見に来たのですか?」と少し驚いていました
(案内本に載っていて目印にしたのに見過ごしたのが悔しかったからなんですがね…w)

案内本には、悪霊の侵入を見張っていると書いてあったので、ふと心が惹かれたのですが、
こうしてひっそり、しかし確かに地元を守ってきたのかと、少し神秘的な気持ちになるこじんまりした空間でした

東海道に戻り、こちらは和田の一里塚跡です

こちらは復元されたものです

栄町を過ぎ、本町辺りからのは家の壁にこんな看板がありました

米屋とか〇〇屋等、当時はこういう店だったのだと残っているんですね…
(これまでの道中にも少しあった気がします。覚えている限り、ここから土山辺りまでもよく見かけました)

クランクの所で江戸口門跡の看板がありました
ここからは商店街になります
こちらも非常に気になったのですが、まだおなかが空いていません…

椿屋脇本陣跡は、現在のこちらのお店辺りだそうです
特に看板や碑は見つかりませんでしたが、店内に犬がいました…?

(写真でも店内左側にこっそり確認できますよ☆)

樋口本陣跡は児童センター前にあります

この看板の位置的に、京に向かう人は見つけられるけど、江戸へ向かう人は注意しないとですね(^^;)
写真の下に映っているものはkumikiといい、ここではベンチ代わりに使われている様です
公募型ワークショップで共同制作者を募り、町の方へぼヒアリングやデザイン案の公開投票会を通して1つの案へと絞っていったとの説明がありました

人通りは無いですが、前の児童センターからは声が聞こえます
ドアが中の様子が見られる位に開いていたので覗いてみると、お姉さんが気付いて出て来て下さいました
こうこうこういう理由で写真を頼むと、快く引き受けて頂きました
不審者に見られなくて良かったですw
最後の手段で覗こうと思っていたので、人を待っている間に時間つぶしで撮った、センターお隣の建物前の観光地にある顔出しパネルです

道なりに進んで少し広い道を渡った所にあった碑です
この石の形とバックの緑との映え感が個人的に好きです

このほんわかした感じも可愛いですね

亀山はイラストが可愛い印象です

次回は、伊勢うどん好きなのに道中で良い所にお店が無くて食べれず終いで三重を越すのか懸念していたのですが、ようやく食べれた~☆というお話ですw

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