西国三十三所巡礼・第27番圓教寺(書写山登山)①

2017/10/14
登山サークルで金剛山に登る予定でしたが、雨予報で行くか行くまいかと微妙な雰囲気になっていた所、書写山ならば低いしロープウェイもあるし、前から登ろうと話はあったので、そちらに行く事になりました
姫路…遠いな。。。

書写山について検索すると…
『西国三十三所の1つ』
『チベット語の御朱印』
Σ(・ω・)
今まで近畿一周旅行とかもしていたし、今更また回らんだろうとか、御朱印は数が多すぎて集めたら絶対に深みに嵌ると思って手を出してはいけないと分かっていたのですが、
7月末に登った富士山で御朱印帳を流れで買ってしまい、抵抗が無くなったんですよね…
尚且つ、ここひと月は絶不調な日々が続いていて、昔「神頼みしてもダメだ。自分の力で運を勝ち取り状況を良くしないと」と悟ってから一生懸命もがいて生きてきていたのですが、
如何せんこれだけ重なると神頼みもしたいし心よ清くなれと、寧ろ手を出す気満々になってきましたw
尚且つ、100の山や城や道の駅を攻略している身としては、30数か所ならあっという間だろうと思ってしまうわけだったり…←
(近畿道の駅はスタンプラリーに惹かれて、5年前に当時あった分は制覇し終えています)

さて、前置きが長くなりましたが、姫路に向かいます
向かう電車で、インド人の男性に話しかけられて、1時間近く話し込みましたw
私の格好的に登山の話から始まり、英語の話や海外旅行の話まで、色々勉強になりました
日本に住んでいると、なかなか英語の勉強をする必要性に駆られないんですよね
職場や勉強、ボランティア、身近外国人の方がいるとか…そういう理由が無いとしませんよね……
でも、大きな出来事が起こった時に、一番最初に情報を仕入れられるのは英語。
私も株をやっている身なので、そう考えると英語が出来て損は無いと思います…

凄いなぁと思った事は、
「インドの人は僕も含めて会話する事が大好きなんだ。インドの列車は距離が長いんだけれど、同じ空間に何時間もいるとお互い話すから、最初は皆知らない人だけど、下りる時には皆友達になってるね」
「日本人は間違う事を恐れるけれど、正しい英語って結局何だと思う?イギリスもアメリカもインドも、皆英語を話していても、皆違う英語を使っていたりする(方言みたいなものですね)。皆自分が使う英語は正しいと思っているし間違ったら謝れば良いし、フランス人は英語で話しかけても振り返らない。逆にたどたどしくても間違ってもフランス語で話しかければ振り向いてくれた」
という事でした
私は書くのは好きだけれど、会話は同志や親しい人と以外あまりしないので、それだけ話せる事と、
貿易で生計を立てている人から英語や外国語を話せる事の大切さを聴く事って、
結構ガツンと来て感動しました(^^)



さてさて、良い話だったので、まさかの電車の話も長くなりましたが、早く山に行きましょうw

最寄り駅の姫新線の余部駅に一緒に登りに行く友達に車で向かいに来てもらい、ロープウェイ駅の駐車場まで運転して貰います
電車で行く場合は、姫路駅からバスで30分程で着きます
行きは東坂登山道を登っていきます
駐車場から看板に沿って10分程住宅街を歩くと登山口に到着します

登山道には丁石がありますが、十かと思いきや十八まであります
また、善意の杖が登山口や各所に備えられているので、足腰に自信の無い方は是非ご利用下さい
ゆっくりペースで準備や休憩も含め登って行くと、20分程で視界が開けます

日本一小さい池…

言ったもの勝ちw

そこからすぐの、らかん(羅漢)岩

羅漢とは悟りをひらいた高僧の事です
五体の羅漢像を見る事が出来ます

五丁まで来ると、展望台という少し開けた場所があります

アカマツも良い感じに生えていて、建物も確認しやすく、良いスポットでした(^^)

五丁からは古道か現道か選べます

どちらも六丁で合流します
この後も「あの岩斜面登って行ったら早いんじゃ…」というポイントが幾つか出てきますが、迷わない程度で楽しむと面白そうです

六丁の休憩スポットを過ぎると、すぐにある珍百景候補…

どうやら2本の樫の木が途中で繋がっている様です

樫の木綱改め、絆
植物って、凄いですね

十一丁下にある愛心の岩には、歌が書かれています

「はるばると のぼればしょしゃの やまおろし まつのひびきも みのりなるらん」
こちらは後で知ったのですが、花山法皇が詠まれた歌です
下りは西坂から下りてバス道沿いに帰っていたのですが、その道中で花山法皇と後醍醐天皇の御車寄跡を確認したのですが、何でここにあるのか気になっていたのですが、そういう事かと一人で合点がいったりw

十一丁は見晴らしが良かったので、しばし休憩をしました

紫雲堂跡展望台広場には東屋があったので、こちらで休憩するのも良いですね

だんだん高くなっていきますね

紫雲堂跡です

十三丁の石標はロープウェイの山上駅前にあります

ここから軽装の人が増えますw
公園を過ぎ、志納所で入山料を支払い、いざ巡礼の道へ

少し行くと鐘があり、つく事も出来ます

広場では紅葉が始まっていました

良いグラデーションですね


青紅葉もありました

楓の木を所々見かけたので、これから紅葉が進むと、歩くのも更に楽しくなりそうですね

コケも良い感じです

こちらが今回のルートの最後の展望スポットです

姫路城も見えるそうですが、私にはちょっと見えませんでしたw

こちらは仁王門

ここで東坂登山道は終わります
②に続きます