熊野三山バスツアー体験記~その1・谷瀬の吊橋~

西国三十三所を回る上で、アクセスがしにくい場所が幾つかあると思いますー…
今回は第一番・青岸渡寺をどうやって巡ろうかと考えた時に見つけたツアー旅行に参加してみた話です

6年程前に、道の駅スタンプラリー制覇の一環で紀伊半島を一周した事があります
その時は愛車・Zealさんがいましたが、いざ足を持たなくなると、こういう時に困ります
白浜はまだ近い印象があるのですが、那智勝浦に行くとなると交通費が跳ね上がります
尚且つ電車は基本的に酔うので選びたく無いし、レンタカーも世の中の為を思ってなるべくならば避けたい(運転下手)
そういえば、西国三十三所のバスツアーとかがあるから、調べてみよう
どうせ行くなら熊野三山(熊野本宮大社・那智大社・速玉大社)の御朱印帳って全部可愛いし集めたいな~
巡る所あるかなぁ…
あるやん
こちらのクラブツーリズムで、丁度良いバスツアーがありました
≪国内旅行≫登山・温泉・おひとり参加限定など、テーマ別ツアーが満載!

こちらの『南紀勝浦温泉・名物洞窟露天風呂「忘帰洞」 世界遺産・熊野三山と伊勢神宮両参り 2日間』 【新大阪・梅田・なんばパークス・天王寺 出発】です
多分定期的に開催しているツアーだと思います
値段が最安15000円以下で行けます
私事ですが転職活動をしていた為、有給がいつ取れるか分からなかったので、行けるか迷っていましたがー…
満席になってしまい、慌ててキャンセル待ちを申し込みました
幸いにも空きが出来て参加出来る事になりました(^^)
木曜日は派遣社員としての最終出勤日&新職場の雇用契約、金・土曜日は旅行、日曜日は初のマラソン大会10km、月曜日は新しい職場初日と習い事
ー…という、大変ハードな5日間でしたw
ランニング専用ブログ「第8回淀川国際ハーフマラソンの女子10kmに出場してきました」もよろしければお願い致します
いつも通り長い前置きになってしまいましたが、それではバスツアーへ、いざ行かん

バスツアーの行程は、
1日目に谷瀬の吊橋、熊野本宮大社、那智大社、ホテル浦島
2日目が速玉大社、伊勢神宮(内宮・外宮)、お土産屋さん
となっています
最初に向かうのが、谷瀬の吊橋です
奈良県の十津川村にあります
が、行く途中で柿の葉寿司のお店の寄りましたw
初日のお昼はお弁当選択か各自ご用意下さいとあったので、作って行っていたのですが…
知ってたら柿の葉寿司買うよー…(><)←大好き
でも、試食出来たので良かったです
他にも2か所程行程に無かったお土産屋さんに寄っていましたが、そこはバスツアーなのでしょうが無いしw、実際1・2時間に一度は車外に出る機会があったので、気分転換にもなりました

さて、改めまして谷瀬(たにぜ)の吊橋です

十津川村の観光名所の1つですね
昭和29年に800余万円にて架設された、日本一の生活用(村道)の吊橋として有名です
看板にも書かれている様に、長さは297.7m、川からの高さは54mもあります

確かに、高い。
この吊橋が出来るまでは丸木橋でしたが、洪水の度に流されるので、1戸あたり当時のお金で20万の出資という村民の協力で完成した橋です
日本一という冠もありますし、是非一度は渡ってみたい橋です
今回工事中で、元々渡れない予定でしたが、途中までは渡れるとの事
というわけで渡ってみました

工事中だからいるのか、元々係の方がいるのかは分かりませんが、20人を越す場合に
「少しお待ち下さいー…、はい、どうぞ」等と誘導して頂けました

高所恐怖症の方には怖そうな景色ですが、私は基本あまり怖く無いです
確かに揺れますが、造りもしっかりしていますし…
寧ろ傘が差せない程に風雨が強く、天然のミストシャワーでマイナスイオン効果を味わっていました
天気が悪いと落ち込みますが、通常より楽しい体験と、ポスターでは見れない景色を楽しめるので良いやと開き直りますw

ここまでです

戻ります

壁沿いの建物は外から見た限り喫茶店になっている様で、怖がる方々を見ながらお食事が楽しめるスポットになっています

因みに、こういった歩行者用の吊橋を渡る機会はあまりありませんでしたが、
有名な徳島県の奥祖谷二重かずら橋や、
カナダのバンクーバーでは高さ70m・長さ137mのキャピラノ吊橋を渡った事があります
吊橋とは少し違いますが、同様のスリルを体感出来るという点で、カナダのバンフのコロンビア大氷原にある、グレイシャースカイウォークという展望遊歩道も楽しかったです
長さは280m、絶壁から35メートル張り出しており、280メートル下には、氷河によって削られてできたサンワプタ渓谷(Sunwapta Valley)が楽しめます
 
足元ガラス張りです

一応女性なので、「きゃあ怖いわ」とか男性にしがみ付きたい願望がありますが、
彼氏が高所恐怖症で決して渡りそうになく、私も自分が怖いと感じる怖い事をそもそもしないし、この程度では「きゃあ」とか言うハズが無いので、夢のまた夢ですね
あまり出回る機会が少ない体験だったので、さりげなく紹介させて頂きました
(ネタが無くなったらカナダ旅行編も楽しかったので書きたいです…)

十津川はあまりアクセスもあまり良くないので、近畿の方でも行く機会が無いかもしれません…
私も今回含めて2回目ですね
道の駅目当てに行きましたし、日本唯一の飛び地・北山村にラフティングに行く際にも通りましたね
北山村は花粉症に効くという、じゃばらで有名な場所です
北山村産のじゃばらジュース

因みに道の駅で、飛び地訪問証が頂けるので、記念に是非(^^)
(北山村は和歌山県に所属しているのに、三重と奈良県に囲まれていて他の和歌山の市町村と隣接していない飛び地になります)
バスから見ている限り、道もだいぶ良くなった気がしますがー…
電車が通って無いので、マイカーか日本最長の路線バスでアクセスするしかなく、自ずと足が遠のいてしまいますw
十津川村は、こちらの谷瀬の吊橋をはじめ、瀞峡、滝巡りや十津川温泉、ご当地グルメでは柚餅子(ゆべし)やめはり寿司が有名です
本当に、思い立たないと行かない地域だと思いますが、今回の様に何かのついでにふらりとたまたま立ち寄ってみるのもお勧めです
というより、この辺りはアクセスが悪いだけで、熊野や伊勢にも近いし、日本一やご当地物が多いので、穴場だと思っています

導入と吊橋で長く語ってしまったので、今回はここまでですw
次回は熊野本宮大社編です