熊野三山バスツアー体験記~その3・熊野那智大社~

前回に続き、熊野三山バスツアー編です
今回は3回目、熊野那智大社に向かいます


こちらも関西屈指のパワースポットですね
西国三十三の第一番・青岸渡寺
熊野那智大社
そして那智の滝
しかし、スケジュールに記された観光時間は35分!
熊野本宮大社だけでも時間がギリギリで観きれなかった私には、あまりにも短い時間です…
果たして無事に御朱印を頂けるのか…
(実際写真の記録的に、1時間は滞在出来てました)

滝に関しては、往復して堪能すると時間がギリギリですし、一度訪れた事があるし、今回は御朱印&御朱印帳目当てという事で、青岸渡寺・那智大社コースに決めます
どちらも階段を登って行かなければいけませんが、登山やランニングのおかげで足腰はよく働いてくれます
階段を登って行くと、実方院跡が現れます

ここは参拝された上皇や法皇の宿泊跡です
今は小ぢんまりした庭園…という感じですが、県指定史跡になっています
現在は参拝でお疲れになった方々の休憩所として利用されています

ここから2分程登ると、那智大社の鳥居が見えてきました

ここで那智大社と青岸渡寺の行き先が分かれます
…が、上で合流しますw

後ろを向くと、雲がわきたっていました
天気運にはあまり恵まれませんが、実際目の当たりにするとなかなか感動するシチュエーションでした
私と旅行に行くと、基本幸運には恵まれますw
(迷っても良い景色に出会えたり、交通機関のタイミングがバッチリだったり)

手水舎です

さらに2分程登って、ようやく拝殿前の広場に着きます
絵馬の紀州犬が可愛いですね

あ、そうです
天気運も悪いですが、最近工事中によく遭いますねw

これはこれでなかなか見れない景色です
(創建1700年のタイミングで工事しないで下さいw)
そうです、去年は西国三十三所の草創1300年、今年は本宮大社創建2050年、那智大社の創建1700年記念なのです
京都も歴史長いなぁ…と思っていましたが、奈良は更に歴史があるよなぁー…と思っていると
まさかこんな所で1700とか2050年という時代を感じられるとは…w
こんな所とか、思わず打ってしまいましたが、熊野の「くま」は、奥まった処、隠れたる処という意味で、そこは上座であり、聖なる位置と位置づけられています
「くま」と「かみ」は同じ意味があり、「神の野」で、神々の住まえる土地と言えます

そういえば、拝殿前にあったのですが、こちらは常香炉…ですよね

お参りに前に煙で身を清めるものですが、基本的に寺院にあるものです
こうしてブログに纏めている時に初めて「あれ?」となったので聞けていません(><)
神社にありましたっけ………
私の勉強不足で神社にもあるものなのか、別の呼び方があるのか、神社と寺院のもう「共存」している空間(もう一緒で良いじゃんという位のお隣さん)だったり、神仏分離の際までの名残が今も残っているのかー…
それともこれは紀州備長炭を大々的にアピールしているのか…
寧ろ考えるのが楽しくて、謎のままで良い気がしてきましたw
私が次回参拝するまでに行かれた方は、是非尋ねてみて教えて頂けば嬉しいです(^^)w

八咫烏がデザインされています

拝殿にて神様にご挨拶し、横を見るとこんなスタンプシートがありました

西国三十三所と熊野那智大社がコラボしたスタンプラリーで、
和歌山の西国三十三所である青岸渡寺、紀三井寺、粉河寺と、こちらの那智大社
計4箇所回ると手拭いが頂けます
幸い紀三井寺も粉河寺もまだ御朱印を頂きに訪れていませんので期間中に寄せて頂こうと思っています

熊野那智大社で頂いた御朱印帳です

配置的には無理感がありますが、「那智大社」と「那智の滝」がデザインされた、こちらならではのデザインが堪りませんね

個人的に熊野三山を詣でて思った事は、神社の御朱印って、繊細なデザインが多いのですが、熊野三山はカッコ良い!
力を貰えるという感じの筆遣いで、嬉しいですね

こちらは御縣彦社(みあがたひこしゃ)の御朱印です
より良い方向へ導く、お導きの神様とされている、八咫烏をお祀りされている摂(末)社になります
一緒に頂きました

すぐ近くには、こんなおみくじも

振るのも出すのも大変でしたが、日本一と言われると、引いてみたくなってしまいますね(^^;)

こちらは樟霊社(しょうれいしゃ)

樹齢約850年の樟を御神木として祀られています
幹が空洞化しており、護摩木(300円)を持って通り抜ける…すなわち胎内くぐりが出来ます
平重盛の御手植えと伝わっています

長い年月を生き抜いてきた木にはパワーが貰えますね

熊野那智大社だけでも長くなってしまったので、青岸渡寺は次回に回ります