日光街道シリーズです
2019/4/30、2日目の続きです
平成と令和の分かれ目になる、貴重な夜ー…
その瞬間を迎える前に、疲れて寝ました(^^;)w
さて、粕壁宿を出て、
15:11、春日部市から杉戸町に入ります
…何だ、あの画面中央の丸っこい物体は
地球儀のオブジェです
にほんのへそ、東経135度を謳う公園等で見た事はありますが、この辺りにそんな縁もゆかりもある様な線ってー…
なるほど、北緯36度からですね!
マンホールは市の花の菊がデザインされています
前回からマンホールも詳しく書こうかなと思って今調べてみると、
杉戸町役場の近くに、ご当地キャラすぎぴょん(杉と鷲からデザインされています)の描かれたカラーマンホールがあるとの事!
役場は街道から少し入った所にあるので、歩かれる方は是非目当てに寄っても良いかもしれません☆
15:47、キロポスト標です
16:02、江戸より10里目の、三本木の一里塚です
塚木は榎でした
そこから5分歩いた所に、カエルが脇に控えた茶屋があります
ぱふぇ、あんみつといった甘味を始め、抹茶パスタや抹茶カレー等も気になります…
1週間の旅で、食もご当地グルメが無いと基本行き当たりばったりで決めますが、
前を通って気になったお店をこうして今振り返って書いて後悔する癖は何とかなって欲しいですw
(この日は30km越えプランで、結構時間もおしていたので、あんまりゆっくりは出来ないんですがね…)
4分後、16:11、関口酒造です
銘酒「杉戸宿」の蔵元です
旧屋号は豊嶋(としま)屋です
16:15、高札場が復元されています
内容も当時のままかと思いきや、高札場の説明文がちゃっかりW
すぐ近くに、近津神社があります
お、奥までは流石に歩く元気残っていません…
清地村の鎮守で、境内には元治元(1864)年建立の見返り狛犬がいます
16:25、杉戸宿最後の名主を勤めた、鈴木小左衛門宅跡は、現在埼玉懸信用金庫になっています
ここから一件挟んだ辺りに本陣跡があるハズなのですが、
ー…あれ、看板も碑も無いぞ?
そのまま1ブロックは歩きましたが、何処にも目印が無いー…
うろうろー…
あ、おじい様が歩いてきます
尋ねましょう!
(街道歩きの写真を頼む関係で、だんだん見知らぬ現地の方に声掛けさせて頂くのに抵抗が無くなります
というより、ここみたいに尋ねないといけない場面が絶対出て来ますw
若い人は写真撮るのに抵抗はありませんが、歴史の事を尋ねるのはしっかり歩くご年配の方が結構当たります)
「あぁ、それなら少し歩いた方だよー」と、そのままおじい様の進行方向だったので付いて行きます
「ここだよ」
本に本陣門やらが残っていると書いてあったのでまさかとは思いましたが、やはりここかいww
(場所的には、銀行から1件挟んだ位の所です)
そのまま写真も撮って頂きました
昔はこの辺り一帯が本陣だったそうです
今もこちらの本陣のお宅に住む方は、皆から相談される事も多い凄い方らしいです
碑や看板はありませんが、今でもこの地域の方の中心なんだなぁ…としみじみしました
16:43、角穀屋跡です
米穀店で、商家と蔵を残しています
曲がり角にあるので、昔も今も目印になっていそうですね(^^)
この辺りで杉戸宿も終わりでしょうか
17:03、厳島神社です
道からも赤い社が目立ちます
17:12、日本橋より11里目の、茨島の一里塚です
塚木はこちらも榎でした
ケンミンショーで存在を知った、埼玉の有名チェーン店・山田うどんの駐車場に看板があります
17:17、市境、いよいよ幸手市に入ります
本陣跡には時間の関係で行けませんが、街道上にある宿を目掛けて進みます
500m程行った、上高野小入口の交差点で国道4号沿いに行けば直線なので変に距離を稼ぐ事無く真っ直ぐ行けるし、
時間も短縮出来て旅館の予約時間にも間に合う欲求を跳ね除け、
街道を進みます
この辺、本当早歩きで頑張りましたw
17:35、街道を歩いた人だけが見れる、上高野村道路元標です
17:46、ベルクの突き当りに出ました
旅館までの距離は1kmですが、15分以内に歩ける気がしないので、
旅館に少し遅れるかもと連絡いれました
旅「どの位遅れそうですか?」
私「10分位ですかね…」
その位なら、連絡無くても大丈夫ですよとの事でしたが、
in time的に18時までに、という認識があったので(^^;)
しかし、一気に心に余裕が出来ました
マンホールも撮ってしまいましょう
市の花、桜
桜は多くの市で市の花にされていそうですが、大小の花の配置がまたオリジナリティで素敵です
三郷市の中川水循環センターで、こちらのカラーマンホールも見れるそうですよ
18:00、明治天皇行在所(あんざいしょ)跡
ホテルがこの角辺りにあると思っていて、二、三度角沿いを探していましたww
駅に向かう方は、この角を北西側に進めば着きます
18:05、本日の目的地、旅館あさよろずです
旅館あさよろず
ここを外すと、8.3km先の栗橋宿まで宿が無いので、ここで予約が取れるかどうかが、今回の旅の分かれ目でした
(基本的に、日光街道は線路沿いの部分が多いので、遠征して泊まる事を前提にしていても何とかなります
寧ろ関東の方は日帰りで何日もかけてチャレンジする方が多いか…)
そして、泊まりたかった理由は、
文政2(1819)年に日光街道を通る旅人の為として開かれた老舗旅館だから!
東海道では、そういう曰くの宿に全然泊まれなかったので、良かったです
ちゃんとリニューアルもされていて、全体的に小綺麗な印象です
また、全和室というのもポイントが高いです
普段ビジネスホテルで過ごす中、昔に思いを馳せる和室というのは最高です
いえ、別に普段から和室にお布団で寝ていますがねw
こういう旅だからこそ、というのは大きいです
フロントで受付と支払いを済ませ、お部屋の鍵を頂きます
いざ、和室へ~☆
たまに、お部屋に行く前に3畳程の畳空間があるお部屋は何なのでしょうか、高級なのでしょうか!
お風呂、洗面台、トイレ、また布団の敷いてある部屋を囲む様に絨毯スペースもあります
1人で一晩この空間を独占できるとは、高級ですね!
旅館で晩御飯を頼めば食べに行く手間は無いのですが、私は基本夜は周辺のお店でご当地グルメを楽しむ派です
が、部屋が結構奥にあるので先にフロントで確認したのですが、どうも気になるお店がありません
いっぱい歩いて、そこまで食べに行く気が、ちょっと湧きません
母親の職場のクッキーを餞別に貰っていたので、旅館の自動販売機で甘酒と野菜ジュースを買って、
それを晩ご飯にしました
私の記録には、
「和室は転がれるし、膝立ちで歩けて良いな…」とあります
この時、私の身体には2つの重大問題が起きていました
1.水膨れが出来て歩くのが凄く痛い
2.生理が来た
生理は29日か30日に来るかと思っていましたが、無事に30kmを越えた日に来てくれて良かったです
(2日目がしんどいとかは、もうこの際置いておいて)