登山・富士山④

8合目辺りまで下ってくると、ようやく太陽が出て来ました
悔しい感じもしますが、やはり、山で朝陽を見ると気持ち良いですね
普段早起きなんてしませんが(予定が無いと普通に正午まで寝ます)、山は別です

空のグラデーション、朝焼けした雲にもうっとりします

下江戸小屋に戻り、山頂で食べようと思っていたお弁当を開きます
出かける前にカロリーメイトも食べたし、山頂山小屋でも豚汁を食べたのに、私の燃費は追い着きません
胃の底から「おなかが空いたー!」と悲鳴を上げてきたので、小屋前のベンチでいただきます
この辺りでお姉さん方とは別行動します


お弁当をまっすぐ持ち歩く技術が欲しいです…
ぱくっ
……ん?
ぱく…
……
不味い。
味が濃い・砂糖が多い・辛いとかそういうレベルではなく、不味い。
お残しを許さない私が言う位なのだから、相当のレベルです
鮭に火が通ってない味がして、もうダメもう無理もう限界!と、全部食べ切れませんでした…
これ、山頂で食べようとしてたんだよなぁ…
は!
あまりに不味いから、
「これはダメよ、神聖な場所で食べないで頂戴!」という啓示で、剣ヶ峰に登らせない様な厄介な力が働いたとか…
と、真剣に考える位、印象に残ったご飯でした

私の中でのご飯の美味しさの評価は
☆5:美味しいしずっと食べてても飽きがこない
☆4:最初美味しいけど、食べてる内に感動が半減していく
☆3:最初の一口だけ感動する
☆2:特に感動はしないけどまぁ美味しいというか違和感無い味
☆1:値段と釣り合っていない
☆0:お店の看板を外しなさい。
こんな感じですが、たまたまだったと信じたい…

ここからも、容赦なく下りが続きます
前回はあまりにしんどくて、標高が下がれば下がる分呼吸が楽になるので、嬉しくて駆け下りた気もしますw
でも、翌日から普通に仕事なので、適度に休憩を取りながら進みます
ようやく落ち着いて雲海が見れました

嵐の後というか、こういう感じの雲も良いですね

雲が雰囲気を引き出してくれて、これはこれで良い景色かもと思いました

5合目には、8時丁度に着きました
うーん、予想してたより早かったなぁ…
でも、お鉢巡りするにはキツイし…
集合時間がもう少し遅かったら行けたのになぁ
後悔はしましたが、その後悔を含めてもの判断だったので、改めて、自分の力量をきっちり認識し直します

その後、慶山というリゾート旅館で石和温泉と和洋中バイキングを楽しむのですが、
3時間位ゆっくりするもんだと思っていたら、まさかの1時間半!w
大慌てですw
洗い場も混雑していましたが、私は早めに行動できたので、ちょっと待つだけで済みました(^^;)
露天風呂はのんびりした感じで、いつまででも入っていたかったですが、時間を提示されると律儀に行動したくなる性なので、時間内でじっくり楽しみました
バイキングです

バイキングだと、これ位食べますよ(^^♪
以前に比べ、揚げ物やマヨケソ系には惹かれなくなったので、カロリーや油脂は控えめになったかな…w
山口名物・ほうとうもありました
ナンキン(カボチャ)が一緒に煮込んであると、自然な甘みが出て来てほっこりしますね~

その後、そこから車で3分程のモンデ酒造でワインの試飲をしました

私はアルコールが無理なので、ぶどうジュースを飲んでいました(^^)
一口だけお茶のワインも飲みましたが、良いお茶の味がしました

それから渋滞に巻きもまれつつも、無事に時間通りに大阪に帰ってこれました
富士山山頂限定の御朱印帳です

信仰心が基本無い人間なので、コレクション全開で挑むのもなぁと悩みますが、自分が納得する形で集めて、寺社仏閣にもう少し関心を持つ様にします
(好きですよ、写真撮りに行くのは!社殿の木彫りとか)
初・御朱印です

そして、お前は山梨に行ったんだよな?と問いたくなる滋賀のお土産ですw

かにが坂飴、うばが餅、糸切り餅…
滋賀のお菓子、大好きです☆



富士山は、初見で挑むと、多分登り切っても「山はもう良いや」となる人がほとんどだと思います
事実、私もそうでした
初の富士登山から2年程経った頃、ふとしたきっかけで登山をしたくなり、
職場で山岳部顧問をしていたの父親に1度連れて行って貰い技術を盗み、以降当時は休みが合わない事が多かったので相談に乗って貰い近場の低山を攻略していきましたw
正統派と自負してますw

高い山も好きですが、中低山でも魅力を感じますし、純粋に今では登山が好きなので、「まぁ富士山やからな」で色々流せますw
周りで山に登りたいという人には、取り敢えず、ルートのきっちりした低山から勧めます
そっちの方が面白い
山道具は日常的にも勿論使えるけど、1回で「もう良いやー」ってなると、そのままお蔵入りにしちゃう人もいるかもしれないですしね…
レンタルもあるけど、やっぱり気に入った服装で、山頂で写真を撮りたいではないですか♪

言うてる間に噴火したり、入山規制がかかったりするかもしれません
でも、流石は日本一の山です
登るのに技術はそんなにいらないけど、やはりしんどいw
入念な準備をして、覚悟を持ち挑む事が、私は富士山への礼儀だと思います
登山・アウトドア・スポーツ専門店【ICI石井スポーツ】