東海道五十三次・3日目~戸塚ー藤沢ー平塚-大磯~①




ホテル7:30
戸塚宿7:45
藤沢宿10:15
平塚宿15:55
大磯宿17:20
平塚駅付近のホテル18:00

朝ご飯はバイキングでした

名物らしいですし、時期ですし、しらすがありました(^^)
個人的には塩サバが美味しかったです

では出発です
まずは本陣跡を目指します
戸塚は内田本陣跡と沢辺本陣跡と脇本陣があります
写真は沢辺本陣跡です

この日5/1は一応平日なので、通勤・通学する人が程良く通っていました

朝はまだ元気があるので、つい寄り道したくなります
冨塚八幡に寄ります

小山の山頂に冨塚という古墳があり、これが戸塚の地名の由来だそうです

境内から山頂に登る時に、やけに白っぽい印象の、尻尾の長いポメラニアンみたいな存在が、さっと前方を横切って行きました
…え、犬?いや、キツネ…?でも、何だかふんわり光ってた様な…
何だかスピリチュアルな気分になりました

ここから大坂という、緩やかな登り坂になります
しばらく行くと原宿一里塚(吹上の一里塚)です
こちらも今は碑のみです

鉄砲宿の看板には、昔話が書いてありました

可哀そう…
大蛇も大蛇なりに気を遣っていたのに、それでも皆が困ってしまって、殺されてしまって…
愛称で呼んで、長者様だと騙す辺りがいたたまれないですね。。。

遊行寺の一里塚の手前から、下り坂になりました

地元のご年配のお姉さんが、声をかけてきて下さり、下の交差点までお喋りしながら歩きました
反対側から東海道を小分けに歩いている方に出会いました
もう少し海側の方に暮らしているそうで、この辺りから歩いてみようとの事でした
人の数だけ、旅の仕方がありますね(^^)

お話をしてて、遊行寺は素通りしてしまいましたが、個人的に一番大事な本陣跡は押さえておきます

せっかくなので、義経の首洗い井戸に寄りました

何も映っていませんね?

歩いていると、だんだん暑くなってきて、少し休みたくなりました
羽鳥まで来ると、丸寿という和菓子屋さんを見つけて、つい寄ってしまいます

名物の大庭城最中と、丁度柏餅の季節なのでそちらも買います

最中は日持ちするので、しばらく非常食として持ち歩いていました
次の交差点近くに椅子が点々とあったので、そちらで柏餅を食べます
なんと、味噌味!
…初めて見ました
可愛いピンク色のモチモチした生地で、中は白味噌でした
あっさりしている様で、でも味噌が程良く旨味を出していて美味しかったです
暑い日に丁度良いですね
近くの四ツ谷の一里塚も忘れずに撮ります

原宿とか、四ツ谷とか、東京の地名が多い印象ですね(確か原宿の近くで池袋もありました)

茅ヶ崎市に入りました

歩いて行く内に足が痛くなってきて、松林中学校辺りで木の丸椅子があったので、休憩します
歩いていると、こういうのが凄く嬉しいんですよね
この日は、「昔の人が足に巻いていたあの布は、実は筋肉稼働効果があるのでは…」とか、「RPGで一番大事なのは回復キャラかもしれない。戦闘中に勇者が足マメ痛くて動けないとかならない様に、きっと道中ケアしてるねんで」とか、疲れてアホな事ばかり考えていました
参勤交代って恐ろしい制度だなぁとかw
昔の人、よく歩いたなぁ…
しかも、恐ろしい速さで……

本村交差点辺りで、嫌な遠来が聞こえてきました
駅前付近ならご飯屋さんもあるだろうし、そこで様子見た方が良いなと思い、もう少し歩きます
茅ヶ崎の一里塚を見て、ようやく一里塚とはこういうものかと、納得した気がします(個人的に、品濃は塚というには大き過ぎた)

その近くに丁度みや川さんという大衆食堂があり、お邪魔します

おばさんが1人で切り盛りしていて、その時は顔なじみの地元のお客さんが2人居ました
メニューはお魚の定食が多く、気分的にトロカジキ定食を頼みました

カジキ、あまり食べる機会がありません
口の中でとろける感じがたまりませんし、良い煮つけ具合です
小鉢は蕗と筍と季節を感じられ、蕗も絶妙にアク抜きされていて感動しました
味噌汁も美味しかったです
お漬物も人参と胡瓜で鮮やかでした

食べ始めて少ししてから、大雨と凄い風が吹き始めました
おかげでゆっくり休ませて貰えました
折り畳み傘もレインウェアもリュックカバーも良いヤツ持っていますが、…
靴が防水ならホント怖いもの無しなんですけどね(^^;)
そして、使い捨て靴カバーとか、世の中には凄く便利な物があったんですね……!
知ってたら、絶対買って持って行ってたのにー!(><)
突然の雨、雨の日のおでかけ、庭仕事に使える使い捨てくつカバー

携帯で調べるとこの後も雨は止まない予報が出ていたので、マシなタイミングで出ると、そのままスルスルと止んでいってくれました
普段雨女ですが、何か持っているのでは…wと思いながら、午後も歩きます

続く