東海道五十三次・5日目~箱根湯本駅・箱根・三島~②

無事に芦ノ湖に着きました
引き続き東海道を歩いていきます

葭原久保の一里塚です

何と読むでしょうか?
正解は最後に(*^^*)

歩いていると、ドォォンと、地響きがしました
噴火…?
ではなさそうですが、ちょっと怖かったです
今は山が大好きですが、小さい頃に火山の噴火の映像を観て、長らく山が苦手でした(^^;)
杉並木を歩いて行くと、再び芦ノ湖の近くに
あ、富士山だ!

今回の旅で、初めて富士山をお目にかかりました
わぁわぁわぁ!!

箱根と言えば、関所です

門前に箱根関所見学券売場があります
えぇっと…通行料を払わねば通れないシステムなんでしょうか……
確認すると、そのまま通って良いとの事でした

門前で売っていたのは、関所内の大番所や足軽番所の中を見学する為の見学券です
私は時間や体力的に、サーっとり抜けただけでした(^^;)

箱根の本陣跡ですが、箱根ホテルが本陣はふや跡です

2017年の秋の台風で樹齢400年の楓が倒木し、その時にその横にあった本陣跡の看板も外したとの事で……
本陣感ゼロ…!
以上の情報を教えて下さったホテルマンさんに写真を頼むと、快く撮って頂きました
い、いつか泊まりに行きます!
九頭竜神社参拝プランとか楽しそうですね
箱根へのアクセスが悪そうなだけで…
あ、小田原駅まで行けばホテルの送迎バスが…!



と堪能して、歩き始めますw

駅伝広場です

実は、駅伝を見た事がありません…
フィギュアスケート以外スポーツ見なくて(^^;)

石仏群を横目に、峠までの最後の登り区間です
向坂、赤石坂、釜石坂、挾石坂…
石畳の急な坂で、再び疲れが出てきます
はっと、人の気配を感じて振り向くと、若いお姉さんが登ってきています
ちょっとお話をして、その人は昨年コンポステーラという、ヨーロッパの巡礼路を歩いてきたそうです
何と…1600km!!
…東海道が500km無い位で……いやいや、東海道も長いけど!
…世の中には凄い方が居ます。

先に行かれたのですが、坂の上の所で箱根新道を渡って良いのか悩んでいる所で再び会えましたw
ちょっと迷ったりしつつ、箱根峠の交差点です

ここから静岡県です
神奈川県、…長かった!
標高は846m

いくら登りの方が得意とはいっても、流石に連日延々と歩いていると、この標高でもかなり疲れました…
あー、これから下りなんですね
膝に来ることを覚悟します

いきなり下り、甲石坂です
甲石跡があります

接待茶屋跡近くに移設されています

接待茶屋の一里塚は車道沿いにありました

ここで小休憩していると、自転車を押したお兄さんが声をかけてきました
「すみませんが、持っていたらお茶を1本売ってくれませんか」と
昨日コンビニ寄って買っておいて良かったです
一応山の習慣で、1本余計に持つ事が多いので渡しました
重たくても、何が起こるか分からないので、持ち歩ける人は確保しておいた方が良いですね
そして、持ち歩かない人や普段そんなに飲まないからと思っている人は、1本余分に持つ習慣をつけて下さい…
脱水症状で道端で倒れられてたら困ります。
これから特に暑いですし(暑くなくても呼吸や意識してない汗で乾きますからね)
まぁ、水を持ち過ぎて重たくてすぐ疲れたら元も子もないので、無理の無い範囲で
私が普段登山行く時は2リットル目安で持っていますね
その辺お出かけする時にも、お茶を買うのが好きではないのでマグボトル持参です(^^)

そこからも下り、石畳を抜け、山中城址に

ここも日本100名城なので、また別の機会に行きます

この近くに雲助だんごが名物の山中茶屋竹屋があったのですが、移転してしまってました…残念。

この近くでご飯を食べられる所が山中城案内所だったので、そちらに
山菜そばと寒ざらしだんごを頼みます

寒ざらしだんごは初めてです
表面はカリッ、中は不思議なモチモチ感でした
お店の方に確認すると、「昔はお米の小さな粒(欠けたりしたものとかも)で作っていたけど、今は上等な上新粉で揚げている」との事でした

腹ごしらえも済んで、少し元気が出て来ました
三島宿に向かいます

と、その前に冒頭のクイズ(?)の答えで締めくくりましょう

冒頭の葭原久保の一里塚は、「よしわらくぼ」とルビがふってありました
葭でよしと読むんですね、初めて見た漢字です…
地名で葭原(愛知県小牧市)、葭津(鳥取県米子市)等があったので、地元の方なら読めそうですね
葦と同じ意味です